校長あいさつ

校長あいさつ


「子どもたちの笑顔を大切にする」学校づくりの実現に向けて

~「学びあい」「支えあい」「つながりあい」~

 

 本校は、「一人ひとりの個性を大切にし、可能性を広げ心豊かな生活ができる児童生徒の育成」を学校教育目標としています。その目標実現に向け、「豊かな学びのある学校づくり」、「安心安全な学校づくり」、「地域とともにある学校づくり」を3つの柱とし、系統的、継続的な指導・支援の実践、健康・命を守る安心安全な環境づくりやコミュニティ・スクールの推進など全教職員がチーム「岩国総支」として日々の教育実践に努めています。

今年度は、新入生41人を迎え、小学部59人、中学部34人、高等部44人、合計137人の児童生徒と105人の教職員でスタートしました。

本校の歴史は、昭和54年度に知的障害のある児童生徒の教育を行う「田布施養護学校岩国分校」として開校し、平成2年度に「岩国養護学校」として独立しました。その後、平成19年の特別支援教育への制度転換が図られたことに伴い、平成20年度に「岩国総合支援学校」に校名を改称し、今年度は45年目を迎えました。

 また、特別支援学校としての人的・物的資源を活用し、地域のおける特別支援教育推進のセンター的役割を果たすため、「岩国地域特別支援教育センター」を設置し、就学前の相談活動や卒業後の支援活動、地域の小・中・高等学校における特別支援教育に関する相談や研修への支援等を行っています。

「子どもたちの笑顔を大切にする」には、まず教職員が笑顔でないといけないと感じています。そのために、「風通しのよい職場環境、心理的安全性が高い組織の構築」に向けて、一人一人がやりがいをもって、誰もが楽しく、活気あふれ、安心して教育に取り組める環境を作り上げていく所存です。保護者の皆様、地域の皆様、関係機関の皆様、今後とも本校の教育活動への御理解、御協力のほど、どうぞよろしくお願いいたします。

  令和6年4月1日

山口県立岩国総合支援学校

校 長  中 根  弘 信